鼻パッドがフレーム一体型の眼鏡で、目に怪我をした話。


鼻パッド(鼻当て)がフレーム一体型のメガネのリスク・デメリットとは

眼鏡の鼻パッドがフレームと一体化されている眼鏡は、鼻パッド部分に緑青の心配も少ないし、

値段もお手軽な場合が結構あったりで、普段は重宝する。

しかし私がそういったメガネをかけていた際に、目にケガをしたことがあったので、

今日はその話を書こうと思う。

 

ケガの理由としては、かなり自業自得な面が大きいのだが、眼鏡をかけている状態で

顔の横から強めの衝撃を受け、眼鏡がずれてそのまま鼻パッド部分の先端が眼球に直撃してしまったのだ。

直撃のタイミングで眼球が動いたのがわかるほど強めの力で、瞬間的に「これはやばい」と思ったほどである。

 

見え方に異常をきたすようなことはなかったものの、少し痛かったのと不安があったので、

その日のうちに眼科に直行。その結果、目にかなり傷がついているとのことで、目薬を処方してもらった。

その後何日か目薬を差して、痛みも解消したから、

その件についてはおそらく大きな後遺症もなく解決したと思われる。

ただ、もし白目ではなく黒目のところにあたっていたりしたら、

もっと大ごとになっていたかもしれないと思うと、本当に恐ろしい。

当たり所については、運がよかった。

 

鼻パッドありめがねと鼻パッドなしめがねの比較

少し落ち着いた後に、鼻あてがフレーム一体型の眼鏡と、

金属の棒(クリングス、箱足)の先に透明の板状の鼻パッドがついているタイプの眼鏡の両方を手元に用意し、

順番に顔にかけてそれぞれ横からゆっくりと衝撃を与えてみた。

その結果、鼻パッド一体型眼鏡はそのままメガネがすべって鼻あて部分が目の中に入っていったのに対し、

昔ながらの形状の鼻パッドつき眼鏡については、

一定の箇所で鼻パッドが鼻に引っかかり、目の中に入ることがなかった。

この違いには、鼻パッド一体型眼鏡の、鼻パッドが鼻にあたる部分の面積が狭く、

ちょこんと鼻に乗っけているだけの状態である事などが影響しているようだ。

現状では店に売られている多くの鼻パッド一体型眼鏡が、そういったカジュアルな形状であるように見受けられる。

 

つまり、鼻パッド一体型の眼鏡については、装着した状態で万が一顔の横から強めの衝撃を受けた際に、

そうでない眼鏡と比べると、目を怪我する可能性が高い場合があるのではないか。

横から衝撃を受けるというのは日常生活ではめったにない事であるとはいえ、

例えば歩いていてたまたまボールが横から飛んでくるなど、絶対にありえないケースではない。

 

そんなわけで、個人的にとても怖い思いをしたから、今後新しく眼鏡を買う時には

昔ながらの鼻パッドがしっかりしている形のものを買うことにした。

緑青が発生することがあるなど面倒な面もあるが、こまめに眼鏡をふいたり、

鼻パッドがダメになったら眼鏡屋さんに行って交換してもらうなど、対策方法は存在する。

一番優先すべきなのは、やはり目の安全なのだろう。