人を信じて疑う人狼風ゲーム「グノーシア」がやめられない。
めずらしくSteam以外(PS Vita TVダウンロード版)で「グノーシア」というゲームを購入したのだけど、
なかなかおもしろかったので、感想などを軽く書き残しておく。
<グノーシア ゲーム紹介映像>
<プラットフォーム>
PS Vita TVダウンロード版
※Steamで出ていればSteam(PC版)で買ったと思うが、2019年6月時点ではPS Vita DL版しか無いようだった。
そのうちSteamでも買えるようになるかもしれない。
※後日追記:グノーシアのニンテンドースイッチ版が2020年4月30日配信決定!おめでとうございます♪
※後日追記:グノーシアのSteam版が2021年内に配信決定!おめでとうございます♪
<どんなゲーム?>
公式サイトのゲーム概要ページを参照。
1プレイ15分程度で終わるAI相手の人狼ゲームを何度も繰り返しプレイしていき、
世界観への理解を深めていったり、ストーリーを進めていく感じ。
<いいと思った点>
※イラストが綺麗で、魅力的なキャラクターが多い。
ゲームのメイン要素がキャラクターとのコミュニケーションで、
キャラの立ち絵が画面にアップで出ていることも多いから、イラストが好みかどうかは重要だと思う。
※15分程度の短い人狼ゲームの繰り返しなので、隙間時間に遊びやすい。
短時間で軽い頭の体操ができて、気分転換にもなる感じ。
ただ、特に最初のうちはゲームにとても熱中したり、ストーリーが気になったりするから、
1ゲームだけでスパッと中断するというのは難しい場合もあるかもしれない(笑)私もそうだった。
※自キャラも含め、キャラクターごとに性格の特性があり、それが人狼ゲームの状況に反映されるのがおもしろい。
自キャラのステータスを現実の自分に近づけて設定すると、まるで実際の自分が電子空間にワープして
ゲームに参加しているような錯覚に陥ることも。
たとえば私は「カリスマ」を低めで「ステルス」を高めに設定しているから、
怪しい人物を主張してもあまり他の人に話を聞いてもらえなかったりするものの、
グノーシア(人狼ゲームでいう「人狼」役)には攻撃対象として狙われにくく、
なんとなくずっと生き残っていたりということが多い^^;
※人狼ゲームの繰り返しだけではなく、ゲームを進めていくうちに他のキャラクターや
ゲームの世界観に関する謎などが次々に明らかになる要素が有ったりするので、更に何度もプレイしたくなる。
キャラクターとの小さな交流イベントも楽しめたりして、キャラゲーのような要素もあるかもしれない。
ゲームの序盤など、早々に複数の美女キャラクターに囲まれて、
間違って恋愛ゲームを買ってしまったのかと一瞬勘違いしかけたほどだ。
(ただし後でそれら「美女」の半分は「汎」という性別の概念が無い生体だったことが発覚。)
※人狼ゲームが単純に楽しい。基本的には誰かを疑ったり誰かを弁護したりということの繰り返しで、
性格に応じたスキルを使って弁論を有利に進めたり、仲間を作って協力したりなどもできる。
人狼ゲーム部分の雰囲気的にはダンガンロンパの弁論パートに共通した空気を感じる。
(ただ時間はもっと短いし、面倒なミニゲームとかも無い。)
※ゲームが進むと一試合ごとの状況(グノーシアの人数、グノーシア以外の役割キャラの有無、自分の役割等)の
カスタマイズができるようになり、気分に合わせて好みの状況でプレイ可能。
<気になった点>
※今のところは目立って気になった点は無いものの、
ストーリー的な要素をクリアした後に、繰り返しプレイへのモチベーションが
どのくらい残っているのかはまだ未知数なところがある。
基本的にはAIの人格はキャラごとに固定されているようだから、
それらのパターンを全部把握して覚えてしまうと、少し飽きが来る可能性があるかもとは思った。
自分側のステータスを変えて最初から遊びなおしてみるという手などはあるか。
固定AIだけではなくランダムもしくは好みのAIを生成して対戦したり、
他のプレイヤーとオンライン対戦をしてみたい気もする。
※ゲーム自体の内容とは無関係だけど、2019年6月時点ではPS Vita ダウンロード版のみの発売のようで、
物理的なソフトとは違い万一飽きてしまってもショップに売りに行くことができない。
ただ定価も2,480円とそこまで高額ではなく、すでに値段以上は十分楽しんだと考えているから、
そのことについて後悔は無し。
<総じて>
ストーリーや美麗なイラストを楽しみつつ、短時間で終わる人狼ゲームを繰り返し遊べるという点で、
他に類似したタイトルが少ない貴重なゲームだと思う。
Steamで購入できればなお良かったものの、そのうち買えるようになる可能性もゼロではないので、
Steamユーザーはちょっと待ってみるのも手か。(後日追記:2021年内にSteam版の配信が決定した。)
すでにPS VitaやVita TVを持っていてこのゲームに興味があるという人には、個人的に購入をお勧めしたい。
<リンク>
<後日追記1>
当記事はゲームをクリアする前にアップしたもので、人狼ゲームがおもしろいということを主に書いていた。
その後ゲームをクリアしてからあらためてふりかえってみると、
人狼ゲームのパートよりもむしろ「ゲームが進んでくるにつれて愛着がわいてくるキャラクターたち」とか、
「思わずひきこまれてしまう魅力的なストーリー」のほうが記憶に強く残っていることに気づいた。
もちろん人狼ゲームのパートも面白いのだけど。
ゲームをクリアしたばかりなのに、あのキャラクターたちにまた会いに、
もう一度最初からゲームをプレイしたい気分だ。
<後日追記2>
ゲームクリアしてトゥルーエンドも見たので、
個人的に「少し気づきにいかも」と思った攻略情報を下記にメモしておく。
場合によってはネタバレに感じるかもしれないので、どうしても確認したい時のみの閲覧を推奨。
※レムナンの最後の特記事項が解除できない→レムナンをかばったり仲間に誘ったり、
自由時間に話しかけたりすると、心を開いてくれるかも。大事なのはレムナンを「信じる」こと。
※SQの最後の特記事項が解除できない→自由時間にSQが話しかけてきたら、断らずに話を聞いて、
素直に接してあげよう。そして、SQのお願いを聞いてあげよう。
※上記以外のキャラの特記事項が解除できない→原因は色々考えられるが、
解決策の一例としては「対象のキャラをゲーム最後まで生き残らせる」
「対象のキャラをかばったり味方に誘ったりして仲良くなる」
「キャラから話しかけられた時に選べる回答の選択肢について、
以前と違うものを選んでみる」など。つまり色々試してみよう。
※ストーリー終盤と思しき状況でイベントサーチが機能しなくなった際に、どうすれば話が進むのか?
→これまでにはあり得なかった状況を、手動で設定してみよう。
たとえば、グノーシアの人数が多かったことはこれまでにあったかもしれないけれど、
逆に人数が極端に少なかったことはあっただろうか・・・?
※真エンド(真エンディング)の解放条件とは?
→ノーマルエンドを迎えた後に、新たな次元で新たな冒険を始めよう。
最初はデジャヴっぽい光景になるが、セツに話しかけられた際に、前回には言えなかったことを
言えるようになっているはずだ。
<おまけ>
グノーシアで一番衝撃を受けたのは、シピの首のところの猫が襟巻みたいに首に巻き付いているのではなくて、「猫が首を貫通している」ということに気づいた時だったかもしれない。
— Gameもふもふドットコム (@game_mofu_com) July 31, 2019