「428 〜封鎖された渋谷で〜」はサウンドノベル&サスペンス・ミステリーの良作だった。
Steam版「428 〜封鎖された渋谷で〜」のプレイを完了したので、
感想などを軽く書き残しておく。
<428 〜封鎖された渋谷で〜公式トレイラー>
<プラットフォーム>
PC。私の場合はWindows10で正常に動作した。
※PC版だと音声がおかしくなる事例があるそうだが、今回は特に問題発生せず。
<どんなゲーム?>
こちらのSteamページに概要が掲載されている。
<購入のきっかけ>
サウンドノベル&サスペンス・ミステリーの組み合わせが好み。
単にストーリーを読み進めていくだけではなく、自分で選択肢を選べる機会が多そうなのにも惹かれた。
もともとウィッシュリストに入れていたところ、
GWセールで70%OFF(¥ 1,188)になったことが決定打となり、えいやっと購入。
<良かった点>
※単純に、おもしろい。遊んでいるうちにどんどん話の続きが気になってきて、
プレイのやめ時が難しいから、ゲーム依存症?防止のタイマーかけて遊んでいた(笑)
※<購入のきっかけ>の欄にも書いたように、受け身で話を読み進めるだけではなく、
自分で選択肢を選べる機会が多いのが良い。
少し昔(もともとは2008年頃にコンシューマー機で発売されたゲーム)の
日本のテレビドラマや映画の登場人物になったような気分で、主体的にストーリーに関わることができる。
その結果としてバッドエンドになることも多いが、
バッドエンドの内容もネガティブな雰囲気なものだけではなく
おもしろいギャグや「これはこれでいいんじゃね?」的なエンドもあったりと、
バッドエンド続きでもそれが逆に楽しい。
ちょっとしたきっかけですぐにバッドエンドになるから、
映画やドラマなどのハッピーエンドというのは本当に奇跡なのだな、ということがよくわかる。
数々のバッドエンドを経て、トゥルーエンドにたどり着いたときの達成感はひとしおだ。
※最初はギャグっぽいハチャメチャストーリーかと思ってプレイしていたが、
最後まで進めていくと、実はけっこういい話で、全員の主人公が好きになった。
<気になった点>
※サウンドノベルゲームだとボタン一つで既読の箇所を早送りできるなどの
スキップ機能が充実している場合が多いものの、今のところこのゲームの
スキップ機能は非常に快適とは言えないように思える。
(ストーリーが細かく区分けされていて、指定した区分の冒頭までジャンプする事とかは可能。)
ストーリーにつまったり、バッドエンドコンプを目指したりする際などに、
同じ場面を複数回プレイする機会が出てくるため、そういったゲームの特性上、
スキップ機能はもっと充実していると嬉しいかな、と思った。
※ネタバレになってしまうのであまり細かくは書けないのだけど、
トゥルーエンドを見た後のオマケの一部が、これまでとあまりにトーンが変わってしまい、
好みにもよるだろうが私としてはおもしろいと思えないコンテンツが一部あった。
まあ本編はすごく楽しかったので、オマケの件はそこまで気になってはいない。
<総じて>
ところどころにコミカルな空気が漂うサウンドノベル&サスペンス・ミステリーという、
私にとっては貴重な内容のゲームで、一気にプレイしたくなる良作だと思った。
こういう感じのサウンドノベル&サスペンス・ミステリーなゲームが、今後もっと増えると嬉しい。
<リンク>