夜中に隣人の足音がうるさい時は、熊が闊歩していると思い込めばいい!?
最近家にいると昼夜問わずによく犬の鳴き声が聞こえるのだが、何故か犬だとあまり気にならない。
もしあれが人間が犬の鳴きまねをして騒いでいるとかであれば、非常に気になると思うのだけれど。
不思議なことに、同程度の騒音でも、人間が出していると心理的にうるさく感じ、
動物が出しているとそこまで気にならない、ということが起こるようだ。
この考えを応用して、深夜に隣人の足音や大掃除?などの振動がドスンドスンと響いて困るときは、
「隣の部屋を大きな熊が闊歩している」と思い込むのはどうだろうか。
夜中に継続的に大きい物音をたてているのが人間だと思うと、相手が人間だからこそ
気になってしまう面もあるかもしれないが、もし隣の部屋で熊がドスンドスンと闊歩していたり、
こちらの壁に向かって逆立ちをしようとしてズドンと転んだり、
ハチミツの入った大きな壺をドーンと床に落っことしている図などを想像すると、
なんだかちょっとかわいらしく、ほほえましい気はしないだろうか。
隣人が人間ではなく熊なのであれば、夜中だからといって少し静かにしようなどと
考えたりしないのは当然で、仕方がない事だと捉えられるかもしれない。
もちろん実際に隣人が熊であることはありえないので、完全に思い込むことは難しいものの、
熊がズドンズドンと闊歩している光景などを思い浮かべることによって、
ちょっとでも笑ったりすることができれば、心理的なストレスの緩和につながり、
結果として騒音の気になり度合いが減る、ということもありえる。
就寝中の物音が全く気にならなくなるということはないだろうが、
現に犬がたてる音は何故かそこまでうるさく感じないという実例もあることだし、
「隣人は熊」と思い込む活動、試してみる価値はありそうだ。