インサガECはロマサガRSよりも楽しめそうだ。


1週間くらい前にYahooゲームでプレイを始めた「インペリアル サガ エクリプス」。

遊ぼうと思ったらメンテしてて出来なかったので、現時点での感想を少し。

まだプレイヤーレベル10にも達していないくらいの、ごく初期の段階での感想だ。

 

まず、インサガエクリプスについては事前登録こそしていたものの、

正直個人的な事前期待値はあまり高くなかった。

というのも、私は「ソシャゲロマサガは一日でさようならだった。」の記事でも書いた通り

好きなキャラがガチャで出ないと遊べないソシャゲをあまり好まない傾向があるというのと、

ロマサガRS サービス開始時に「ウフフな感じ」路線のイラストが多く、自分が持っていたサガのイメージが

崩れかけたトラウマがあり、サガは好きだけどソシャゲのサガにはあまり良い印象は無かったのだ。

だが、「遊ばず嫌い」にはしたくなかったため、今回もどんな感じかのチェックだけはしておこうと思い、

事前登録もしてサービス開始直後から一応遊び始めてみたという感じである。

 

実際にインペリアルサガエクリプスを始めてみてまず安心したのが、ロマサガRSサービス開始の際に感じた

「イラストのウフフな感じ・萌え系への路線変更」という兆候は

今回確認されなかったという事だ。小林智美さん以外のイラストも採用されており

イメージが違うというケースはあったものの、ある程度の品位は感じられる雰囲気であったため、

不快感を感じることも無く、とりあえずこのまま遊び続けられそうであるという安心感をまず覚えた。

 

その後プレイを進めてみて得た印象は、ゲームを遊んでいる時の感覚としては旧インサガに近いものがあり、

更に旧作のサービス開始時よりもストレスが少なく楽に遊べるというものだ。

ちょっと記憶があいまいなのだが、旧作の元祖?インペリアル・サガがサービス開始された際には

各キャラクターにロマサガ2のようなLPが設定されており、キャラクターが戦闘不能になるとLPが減少し、

LPを後で回復することができず、LPが0になるとキャラクターが消滅する仕様だったような覚えがある。

それは有料ガチャで入手したキャラでも同様だったため、いいキャラが出ても戦闘不能になるのが怖くて、

難しいステージであるほどお気に入りのキャラを使うのが躊躇され、

結果的に常にそこまでお気に入りではないキャラでメンバーが固められがちになるという、

なんだかよくわからない感じのプレイになっていたようだ。

万が一お気に入りキャラのLPを減らしてしまうようなことが有れば、

それはもうものすごいストレスだったと記憶している。

尚、おそらく私以外にもLPの件について不満に思っていたプレイヤーは存在していた推測され、

その後仕様変更などされた可能性はある。私は旧作のインサガは

わりとすぐ引退してしまったから、どうなったかは把握していない。

 

今作のインサガECではそういったLPの設定も見当たらず、ガチャで好きなキャラが出たら

思う存分バトルに参加させられるようになったため、その点はすごく良くなったと考えている。

(ロマサガ2みたいに買い切りのゲームだったら、LP0になったら死ぬとかでもいいけど、

ソシャゲで有料ガチャで出たキャラが消えるのは、ちょっと嫌だった・・・^^;)



ガチャで出てくるキャラについては色々なサガのキャラがごった煮で登場するわけだが、

それにカオスを感じつつも、元のゲームでは絶対にありえないような組み合わせのパーティーが組めたり、

元のゲームでは序盤で死亡してしまうようなキャラをずっとパーティーに入れて遊べたりなど、

想像力・妄想力があるほど楽しめるシステムであるように思われる。

元のゲームでは不可能な「夢のパーティー」を、このゲームであれば実現できるのだ。

(ガチャでお目当てのキャラをひければの話だが。)

 

サガシリーズを遊んだことの無い人がどれほどこのゲームを楽しめるかは謎であるものの、

サガシリーズを遊んだことが有るのであれば、昔遊んだサガに思いを馳せながら

毎日少しずつライトに遊ぶにはちょうどいい場合もあるのかな?と思ったりもする。

長時間飽きずに遊べるような種類のゲームでは無いと感じるものの、

がっつり重いゲームをするような気分でも無い時に、ちょっと気晴らしに遊んで

雰囲気を楽しむにはまあいいのかなと。

私に関しても、もしかしてこのまま数か月以上、ゆるく定期的に遊び続けられるかも。

 

あと、プレイしているとだんだん過去に遊んだサガゲームを無性に遊びたくなってくる。

ちょうどSteam等で「ロマサガ3」のリマスター版が発売されるというタイミングでもあるし、

懐かしさのあまりついついロマサガ3やその他過去作の移植版を買ってしまうケースも起こり得るか。

もしかすると、私もそのうちの一人かもしれない(笑)